フトアゴヒゲトカゲの飼育は、レイアウトでほぼ決まります。
どんなレイアウトにすればいいのだろうか?など自分もいろいろ迷ったことがありましたので、実際のレイアウトとレイアウトにおけるポイントを整理してみました。
実際迷ったら、
このレイアウトを真似すればOKです。
この記事では
・実際のレイアウト写真
・分かりやすい図解(成功例)
・そのまま使える配置と機材
をまとめています。

完成レイアウト(実際の環境)

▼ この構成を再現したい方は以下を参考にしてみてください。
レイアウト成功例(図解)

改善点を修正すると

レイアウトの考え方
温度のグラデーションを作る
ケージ内に温度勾配を作りグラデーションにすること
- バスキング:約35〜40℃
- 中間:約28〜32℃
- クール:約25〜28℃
フトアゴ自身が、自分で移動して体温調整できる環境が理想です。
というのも、フトアゴは自分でそのときに最適な温度を探して自ら移動してくれるので、”選べるようにしてあげる”ことがとても重要になってきます。
▼ 温度管理の詳しいやり方はこちら
温度がズレるとフトアゴは一気に体調崩すので、ここが超重要です。
温度管理の詳細については以下にまとめていますので参考にしてみてください。
UVBは“広く”当てる
スポットではなく、全身に当たるようにすること
UVBもフトアゴにとって骨の形成や健康的は体を作るために大変重要なものとなります。
スポットタイプでも問題なく飼育することは可能ですが、全身でUVBを浴びてもらうほうがが確実に紫外線を取り込めるため、蛍光灯タイプをおすすめします。
またメッシュ越しの照射は紫外線量が激減するため、ケージ内設置するようにしましょう。
バスキングスポットを固定して作る
「ここで温まる場所」を必ず作ること
本レイアウトでは、流木トップをメインバスキングスポット、流木手前にお腹を温めるためのスレート板をサブホットスポットとして設置しています。
2箇所作った理由としては、
- がっつり体温をあげるためのバスキングスポット
- 消化を助けるためのバスキングスポット
の両方を用意したかったからです。
特に消化を助けるためのバスキングスポット(お腹を温めるホットスポット)は、フトアゴの消化に直結すると考えており、ほぼ必須であると考えます。
ただ私の場合は、フトアゴの立体行動と木の上で生活しバスキングも行う行動もできるように、バスキングができる高いところも設置してあげている感じです。
これでフトアゴが自分で温めたい部位毎に場所を選ぶことができます。
温度計は2ヶ所
バスキングスポット側+クールスポット側の両方を計測
温度勾配をすぐに確認するために、温度計は2か所設置をおすすめします。
温度を把握するには、計測したい場所に温度計を設置してからしばらく待たないと計測できません。
なので、両方においておけばいちいち移動する必要もなく、すぐに温度を把握することができます。
シェルターを設置
シェルターは設置を推奨
ここはいろいろ意見が分かれるところだと思いますが、個人的にはフトアゴが隠れたいときなどに入れるシェルターはあったほうがよいと考えています。
シェルターを入れると「ずっと入って出てこない」という意見もよく見るのですが、この辺は個体差もあるでしょうし、そもそもシェルターから出られない環境になってしまっているというものあるのかなと考えています。
本レイアウトでは、流木+レンガで高さを作ることで、流木下をシェルターとして使えるようにしています。
シェルターはフトアゴが安心して休んだり、寝たりできる場所として必要と考えますので、シェルターの設置をおすすめします。
水入れ・シェルターなどの配置のコツ
- 水入れ → クールゾーン
- シェルター → 中間〜クール
- 流木 → 中央〜バスキング寄り
この配置で自然にバランスが取れます。どこに何を設置するかはフトアゴにどのように使ってもらいたいかによって決まってきます。
フトアゴの生活動線を意識して配置してあげると、自然と使ってくれますので、意識的に配置を行うようにしましょう。
レイアウト全体のコツ
生活動線を確保する
先ほども出てきましたが、フトアゴのレイアウトで重要なのは
「温度」と「動きやすさ」のバランス
・ホットゾーン
・クールゾーン
・動線
この3つを意識するだけでかなり快適な環境になります
ホットゾーンとクールゾーンは温度勾配を作ることですぐにできると思いますが、思いのほか大事なのは、フトアゴの生活動線、フトアゴの行動パターンを意識することです。
例えば、うちの場合は
①流木下のシェルターから出てきて、そのまま流木に上りバスキング
②バスキング後は水入れが置いてあるクールゾーンへ移動してまったり
③そのままクールゾーンで朝ごはん
④ごはん後、再び流木バスキングゾーンかスレートのホットスポットに移動
こんな感じなのですが、移動するのに振り向けば移動できるレベルで配置できているので、さっと移動することができます。
つまりは間にいろいろ置いたりなど障害物があると、移動するのが大変で使用しなくなってしまうことになってしまうので、フトアゴがすんなり移動できる、移動しやすい環境を作ってあげることが重量です。
立体運動できるレイアウト
フトアゴヒゲトカゲは地上だけでなく、”高い場所に登る行動をする生き物”
そのため立体運動ができる環境を作ることが重要です。
自然界でも岩場や木に登る行動が見られますとのことなので、平面的なレイアウトだけだと不十分だと感じています。
平面だけではなく、上下に動けるレイアウトにしてあげることで、のびのびと生活できると考えています。
そこで登場するのが流木です。
流木を入れるメリット
立体構造を簡単に作れること
・登れる
・運動量アップ
・ストレス軽減
・行動が増える
実際に動きがかなり増える印象です。結果運動不足の防止にもつながる
流木を配置するだけで、ある程度の運動もできるし、ストレスの軽減につながるのではないかと考えています。
流木配置のポイント
バスキングスポットに繋がるように配置
これで自然に登って体を温める動線ができます。
さらに配置のポイントとして、
- 斜めに配置する
- 段差を作り登るルートを増やす
ことを意識して配置しています。
また登るルートをいくつか用意するということも意識して配置してみています。
実際フトアゴはいろんなルートで流木に登っています。
- クールゾーン側の低い流木側から登る
- レンガで階段上になっている側から登る
- 流木下のシェルターから直でよじ登る
こういった登るための選択肢を増やしてあげると、運動不足にも効きそうですし、フトアゴの気分でも行動できると考えています。
流木配置の注意点
- ぐらつかないよう固定
- 掃除しやすさも考える
当たり前ですが、ぐらつかないように固定するなどの対処が必要です。
うちでは流木を斜めに配置していますが、うまく3点設置をさせるとかなり安定します。
3点設置はその3点で平面を構成できるため、確実な安定性を目指すなら3点設置を行うことがベストです。
流木の設置であれば、多少削ったり、ズレ防止のゴムなどをひけば比較的簡単にバランスが取れると思います。もちろん流木の形に大きく依存するので、そこはよさそうな形状の流木を探してください。
レイアウトのまとめ
🦎レイアウトの考え方
- ケージ内に温度勾配を作る
- UVBは全身に当たるようにする
- バスキングスポットを必ず作ること
- 温度は、バスキングスポット側+クールスポット側の両方を計測
- シェルターは設置を推奨
🦎レイアウト全体のコツ
- 生活動線の意識したレイアウト
- 立体運動ができるレイアウト
上記を考慮したレイアウトで、フトアゴは元気に健康的に生活してくれます!
使用している機材紹介
実際に使って安定した構成はこちらで詳しく説明していますので参考にしてみてください。
さらに安定させるコツ
朝・夜で温度をチェックする
朝(ライト点灯前)や夜間(ライト消灯後)の温度チェックを行う
朝・夜は温度が下がるので、朝・夜の温度チェックも大事です。
季節でライトを調整する
季節、特に季節の変わり目で温度が変わりやすいので、都度機器配置を微調整
冬と夏では、温度がかなり変わるため、同じ機器配置はNGです。
室温も考慮してライト自体を変更したり、設置位置を調整する必要があります。
特に季節の変わり目は温度が結構動くので微調整していきましょう
実際にフトアゴの動きを見る
”実際のフトアゴの行動 = 環境の答えあわせ” になる
これがかなり大事です。フトアゴ自体が私たちが想定している行動予想に合わせて動けているかどうかを確認することが必要です。自分もフトアゴの行動を観察し、レイアウト変更を行っています。
まとめ
フトアゴのレイアウトは「正解を真似する」のが一番てっとり早いと考えています。
自分のレイアウトはあくまで例にすぎませんが、レイアウトのコツなどを参考にして、フトアゴがのびのびと生活できるレイアウトを設置してあげましょう。
実際のレイアウト機器構成は以下で説明していますので、参考にしてみてください。
機材をいろいろ見たい方は
必要な機材はこちらでもまとめています。


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