フトアゴヒゲトカゲのレイアウト失敗例|初心者が一番やりがちなNGパターン

フトアゴヒゲトカゲを飼い始めたばかりの頃、

「とりあえず揃えたけど、これで大丈夫かな…?」

こんな不安を感じていませんか?


実際にやってしまいがちなレイアウトをもとに、どこがダメなのか・どう直せばいいのかを分かりやすく解説します。


実際の失敗レイアウト

フトアゴ レイアウト 失敗例 写真
フトアゴ レイアウト 失敗例

  • バスキング温度が足りていない
  • UVBが全身に当たっていない
  • 温度勾配ができていない

私が一番初めに設置していたケージレイアウトはこんな感じでした。

実際にどこがだめなのかを詳しく説明していきます。


なぜこのレイアウトはダメなのか?

バスキングスポット温度が足りていない

バスキングスポットの温度が足りていないとこで、

  • 十分に体温を上げられず、消化不良を起こす
  • 消化不良による食欲低下
  • 元気がなくなり動かなくなる

フトアゴは体を温めることで消化や代謝を行います。

しかしバスキング温度が足りないと、体温を上げることができず、消化不良を起こす可能性が高いです。

フトアゴは変温動物であるため、消化を進めるためには外部からの熱で体温を上げることが必須ですが、ケージ内で一番高温となっているはずのバスキングスポットの温度が低いとそれ以上に体温を上げられず体調を壊してしまいます。

実際にこのレイアウトで、うちのフトアゴは体調を壊してしまいました。

このときのフトアゴの行動というと、

ずっとバスキングライトの下で、”首を伸ばして必死に体温をあげようとしていた”

初めは、ただ首を伸ばしてバスキングしてるんだろうなと思っていたのですが、明らかに体調を崩し始めたことで、「これは環境がまずいんではないだろうか?」と考えるようになりました。

実際にバスキングライト付近の温度は、”35℃”前後になっており、推奨されている40℃にはまったく届いていない状態でした。

  • バスキングスポット温度が、”40℃前後”になるように
  • 常に温度を確認し、適正温度になっているか確認する

上記から、フトアゴ飼育をするにはバスキングスポット温度を40℃前後になるようにバスキングライトの変更と温度計のバスキングライト付近へ設置するようにしました。


UVBが全身に当たっていない

フトアゴにとってUVBライトを浴びることはカルシウム吸収や代謝のために必須となりますが、このレイアウトだと、以下の状況になってしまっています。

  • 体の一部にしか当たっておらず、紫外線をちゃんと浴びれていない可能性がある
  • スポットタイプのUVBライトであるため、照射範囲が狭すぎる

これだと、UVBライトを十分に浴びれてない可能性があり、カルシウム吸収や代謝が進まず体調不良の原因になりかねません。

実際にはバスキングスポットの温度不足とUVB照射範囲不足のどちらがフトアゴの体調に影響を及ぼしていたかはわからないのですが、どちらにせよフトアゴにとって悪い影響を与えている可能性があったと思います。

なので、これを機にUVBライトは、スポットタイプから蛍光灯タイプで強力なものに変更し、フトアゴが全身で紫外線を浴びれるように変更しました。


温度管理ができていない

温度計は設置していたものの、

  • ケージ内温度がなんとなくわかればいいと考えていた
  • バスキングスポットやクールゾーンなどを意識せず設置位置が適当

設置位置は適当であり、「まあなんとなくわかればいいか」という気持ちでいました。

ただ、今回バスキングスポットの温度不足がわかったことにより、温度計もバスキングスポットとクールスポットの2箇所を測る必要性を感じました。

温度が適正であることは、なんとなくではわからないため、ちゃんと目で見える”数値管理”が必要です。

温度管理はこちらで詳しく解説しています。


このままだとどうなるか?

  • 体調を崩すリスクが高い
  • 成長に影響が出る可能性がある
  • 最悪の場合、病気の原因にもなる

こちらは実際に経験したことになりますが、うちのフトアゴは突然体調不良になり、急に床をのたうちわまるように行動し、病院に駆け込むことになってしまいました。

これまで記載していた内容が原因のすべてだったということは、明確にはわからないのですが、フトアゴが体調を壊す原因になりえる理由にはなっていたと考えて、レイアウトの全面見直しを行っています。

フトアゴが急に体調を壊した話については以下にまとめています。


じゃあどうすればいいのか?

  • 適正温度・温度勾配を意識したバスキングライトの出力変更・設置位置変更
  • スポットタイプから蛍光灯タイプのUVBライトに変更
  • その他フトアゴが体調不良になるリスクを極限に排除

フトアゴが体調不良になった原因を極力排除するため、バスキングライトやUVBライトの変更、その他フトアゴが体調を壊す原因になりうるものをできるだけ排除し、フトアゴがのびのびと成長・生活できるようにレイアウトの全面見直しを行いました。

実際に機器変更、レイアウト変更した後は順調に成長し、健康的に生活してくれています。

実際の変更後レイアウトについては、以下に詳しく説明しています。


同じような失敗をしたくない人へ

正直、フトアゴ飼育が初めてだったときは何もわからず、だいたいで飼育を始めてしまったと思っています。

実際に飼育している方の情報を参考にしていましたが、何の機器をどのように配置しているかといった具体的な情報はあまりなく、配置の理由もわからずなんとなく飼育を始めてしまっていたと思います。

なので、実際に飼育できている機器構成やレイアウトの公開、またその配置の理由などを整理すれば、初めてでも安心して飼育できるのではないかと考えています。

私が実際に飼育している飼育用品については以下に記載していますので、是非参考にしてみてください。

この構成を真似れば、安定して飼育できると思います。


まとめ

フトアゴ飼育でよくある失敗は以下であると思います。

  • 温度不足
  • UVB量不足
  • レイアウト配置ミス

正直、フトアゴは徐々に体調を崩すというより突然急激に悪くなるという感覚なので、気づかないほどちょっとずつ体調を壊していくのだろうと思っています。

だからこそやらなければならないのは、

最初に正しい環境を整えることが重要

となりますので、これまでの内容を参考にしてもらえたら嬉しいです。

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