ある日うちのフトアゴが、急に暴れるような動きをしてのたうち回るような様子を見せました。
「え、何これ!?」 「痙攣?」 「かなり危ない…?」
と、かなり焦ったのを覚えています。
結論から言うと
病院の便検査で寄生虫が見つかりました。
ただし、本当にそれが直接原因だったのかは断定できません。
今回は実際にうちで体験した流れをまとめます。
最初に気付いた異変
- 急に暴れる
- 落ち着きなく、動いたり、じっとしたりする
- のたうちまわるような動きをする
こんな感じでした。
普段でもたまにばたばた走ったり、何か大きな音などに反応してびくっとするようなことはありましたが、ここまで動きが普段と違うことはありませんでしたので「これは普通じゃない」とかなり焦った覚えがあります。
特にのたうちまわるような動きは、当時砂であった床材を転げまわるような動きで、ひっくり返ったままピクピクと痙攣するような状態だったので、本当にかなりまずい状況だと思いました。
すぐ病院へ
あまりに正常とは程遠い状況であったため、すぐに病院へ行きました。
ただ爬虫類専門の病院があいておらず、とりあえず動物病院に行くことにしました。
これまでの生活状況の説明をし、触診と現在の状況から判断をしてもらったのですが、そこで始めの診察結果は、
- てんかん・神経障害なのではないか
- ただ便検査ができていないので原因は不明
ということでした。
うんちは毎日していたものの、当日分はすでに出てしまっており処分してしまっていたため、後日でも便が出たらすぐ持ってくるように説明をしていたただきました。
ちなみに便の持っていき方は、
うんちをラップ等に包んで水分が飛ばないようにする
が大事とのことです。
水分が飛んでしまってカピカピになってしまうと正常に検査ができないのだと思います。
当日はてんかんのお薬をもらい、引き上げることにしました。
病院から帰ってから
とりあえずフトアゴの状態はいったん落ち着いているので、とにかくフトアゴが安静にできるようにしようと考えました。
病院に行ったときに、転げまわったせいか口元や体中に砂がついており、
誤飲が原因の可能性もあるから、砂のような床材はやめたほうがいい
と聞いたため、とりあえず床材を砂からキッチンペーパに変更しました。
これが、私がフトアゴケージの床材に砂を使わなくなった理由です。
当然誤飲しているとも限らないし、それが原因かもわかりません。
ただ、フトアゴが調子を壊してしまう原因となりえるものは全部無くしたいという思いでいっぱいでした。
病院後のフトアゴの状況としては、
- 明らかに元気がなくぐったりしている
- 目はあけているが体はほぼ動かない
- たまにピクッとした痙攣のような動きをする
ような状態でした。
とにかく心配だったので、どうしても爬虫類専門の病院に連れて行きたかったので探し回り、後日行くことができる病院をなんとか見つけることができました。
とはいえ、たしか2日後の通院になってしまうため、そこまでは安静にする以外なにもできない状況でした。
その夜、フトアゴの状態が気になり夜中消灯後の状態も観察していたのですが
- いつまでたっても目を開いて寝る気配がない
- ずっと流木に上に乗ったまま動かない
と、もう明らかに調子が悪いという状態でした。
ただ通院できるまでの時間は、できるだけのことはして耐えてもらうしかなかったのを覚えています。
次の通院までの間の状況
正直何も好転している様子はなく、ずっと動かない状態が続きました。
とにかく、
- 目があいているか
- 呼吸をしているか
など、生存確認をするしかなかったです。
ちなみにフトアゴは寝ているときや体温が低い時などは、
1分以上呼吸がとまるような動きをする
これがかなり心配になってしまう要因でした。
呼吸をしているかしていないかがぱっとみわかりにくく、じっと見続けて、ある程度時間がたってから胸付近が動いているのを見て安堵していました。
当然このような状況たったので、ごはんも与えることができず、とにかく無駄に体力を消耗させないように、できるだけ静かにそっと見守っていました。
やっと爬虫類専門病院へ行く日になり
2日後、やっと爬虫類専門の病院へ行く日がやってきました。
フトアゴの状況は当然よくはなっていませんが、ある程度は落ち着いている状態だったので、よく耐えてくれたと心の底から思いました。
ちなみに、異常行動発生から日が空いてしまっていたため、
発症当時から当日までのフトアゴの状況をメモする
ようにしていました。
これが結構大事だと思っています。
実際当時は気が動転しており冷静さを失っていたと思いますが、後日に状況を思い出してメモに残し、その後の状況も観察してメモに残すようにしていました。
病院の診察は以下の流れで実施していただきました。
- 問診(メモから状況を説明)
- 触診
- 採血
- レントゲン
- 点滴
そして、現在の状態とメモの状況、触診、採血、レントゲンの結果から
- 消化不良(温度不足・食べすぎ)
- 脱水
- 寄生虫の可能性
なのではないかと診断していただきました。
ただ、寄生虫の有無については、
便検査をしないと明確にはわからない
とのこと。
この状況になってからまったくごはんを食べておらず、うんちが全然でていない状態だったので、うんちが出たタイミングで即便検査をすることになりました。
その後点滴をしていただき、ビタミンなどの栄養剤やカルシウムなどを配合したお薬を処方していただいて、初回の診察は終了しました。
全部の病院で行われるのかはわからないのですが、採血やレントゲンといった人が行うことと同様の検査を実施してもらえ、原因や可能性がだんだんわかってきたので、とても安心したのを覚えています。
やっと便検査
処方していただいた薬をシリンジで与えながら、数日が過ぎました。
フトアゴの状態としては、
当時よりは少し元気
になっていましたが、以前のような元気さはありません。
ただし、通院当日の点滴と処方していただいた薬が効いてはいるようで、ちょっとずつ元気を取り戻してきているような状態です。
人でもそうですが、点滴はかなり効くようで、当時ほどの元気のなさはなく夜も寝られるようになったようで、本当に安心していました。
そこで急にうんちをしだしたので、急いで採取し、便検査をしてもらいました。
結果、
寄生虫が見つかった
種類としては、
- 蟯虫
- コクシジウム
- べん毛虫
がいるとのことです。
フトアゴにはよく寄生虫がいるらしいのですが、大量にいる状態とのこと。
感染経路についても聞いてみたのですが、コオロギなどから感染することはかなり稀で、今感染したのではなく、お迎え前に感染しているのだろうということです。
ただ、寄生虫がいたとしても悪さを必ずするわけではなく、常時いる寄生虫もいるとのことでした。
寄生虫が発見され、量も多いことから、駆虫剤を処方していただき、当日の検査は終了です。
ちなみに、寄生虫の駆虫は時間がかかり、
- 当日駆虫剤投与→2週間ほど放置
- 再度駆虫剤投与→また2週間ほど放置
- 初回投与から4週間後くらいに再度便検査
という流れでした。
時間がかかるとはいえ、寄生虫の発見と駆虫ができるということで、かなり安心しました。
見直したこと
今回のフトアゴの状況から、原因が寄生虫なのか環境なのか明確にはわからなかったのですが、ケージ内環境の変更は絶対に必要ということを思い知りました。
変更した内容について、以下に記載していきます。
温度管理
ケージ内の温度管理
フトアゴは、 温度で体調がかなり変わると感じています。
特に
・バスキング温度
・夜間温度
・温度勾配
この辺をすべて見直しました。大改造になったとしても、とにかくフトアゴが生活しやすい環境を目指しました。
温度関連で改善した内容は以下4点です。
- バスキング温度を40℃にできるよう強めのライトに変更
- 合わせてUVBライトもスポット型から蛍光灯に変更
- 温度勾配をつけるためのライト配置
- 夜間温度が足りていれば、夜間用保温球は撤廃
詳細は以下で説明していますので、同じような状況にならないために、参考にしてみてください。



床材
前述したとおり、その当時は砂系床材を使っていました。
ただ医師の助言もあり、砂系床材は誤飲の可能性があるため、すぐ変更しました。
誤飲リスクがほぼないものを探し、総合的によいと判断して、レンガの床材に変更しました。
レンガの特徴として、
- 誤飲しにくい
- 掃除しやすい
- しっかりと安定感がある
- 適度に爪が削れる
などがあげられます。
今ではレンガ床材の扱いやすさと特に安全性がかなり気に入っています。
床材については以下で詳細を説明しています。
食事・カルシウム
食事内容もかなり見直しました。こうなる前はコオロギがメインで野菜はほとんど食べない状態だったので、野菜を食べさせる努力をしました。
- 野菜と昆虫のバランスを考えること
- カルシウムは十分に足りているかも確認
- 水分は十分にとれているか
野菜は食べても食べなくても、とにかく朝一に置いておくことを重視しました。
まだ駆虫後で体調も悪かったので、食べないときはゲル系のご飯をあげて、水分補給と栄養補給をするようにしていました。カルシウムもゲルにつけて与えていました。
野菜については、以下でまとめていますので、参考にしてみてください。
その後のフトアゴの状態
病院にいったり、夜な夜なフトアゴの状態を確認していた日々が功を奏してか、今は普通に元気です
- 食欲ももりもりある
- うんちも安定して出る
- 体重もちゃんと増えている
- 元気に動き回る
また駆虫後の便検査でも、寄生虫はほぼ検出されなかったため、できるだけの改善はできたと思っています。
上記ののたうちまわる事態から現在に至るまでのフトアゴの回復中にしていたことについては以下にまとめていますので、参考にしてみてください。
▼体調不良から回復中に行ったことはこちら
今回のことで感じたこと
今回かなり思ったのが
- 「いつもと違う」を軽視しない
- フトアゴの飼育環境や行動を日ごろからチェックする必要がある
フトアゴって我慢するタイプにも見えるので、異変に気付きにくいこともあると思っています。
そのため、「ちょっと変だな」と思ったら、早めに確認するのは大事だと思います。
今回に関しては、「いつもと全然違う」「明らかにおかしい」という状態でわかりやすいかったものの、ちょっとした変化でも気が付けることはとても重要だと感じます。
また、何かがあった場合のために、爬虫類専門の病院を事前に調べておくといいと思います。
まとめ
フトアゴが急に暴れる・のたうち回るなど普段と異なる行動をする場合、
・体調不良
・環境問題
・寄生虫
・ストレス
こうした可能性があります。
ただし、
原因は1つとは限りません
まずは温度や環境を確認しつつ、普段のフトアゴの様子を常に観察し、「いつもと違う」と感じたら早めに対応することが大切だと思います。

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