フトアゴヒゲトカゲの餌やりで、
「どのくらいの頻度であげればいいの?」と迷っていませんか?
頻度の目安はよく紹介されていますが、
実際に重要なのは“個体に合わせた調整”です
この記事では、以下について説明してしていきます。
- 餌頻度の考え方
- 実際の調整方法
餌頻度は「固定」じゃない
餌頻度は、フトアゴの状態に合わせて変えていく
よくあるのが、
「毎日○回」と決めてしまうこと
です。
でも実際は、
フトアゴの状態によって変えるのが正解
大体成長に合わせての基本的は回数というのは決まっていますが、経験上、体調だったり脱皮前後だったりなどその時の状況によっては与える回数や量が異なると思っています。
まずはここからスタート(具体的な目安)
年齢と餌回と野菜昆虫割合は以下が目安となります。
| 時期 | 年齢 | 餌回数 | 野菜:昆虫 割合 |
|---|---|---|---|
| ベビー | 〜6ヶ月 | 1日2〜3回 | 2:8 |
| ヤング | 6ヶ月〜1年 | 1日1〜2回 | 5:5 |
| アダルト | 1年〜 | 2〜3日1回 | 8:2 |
この目安をベースに
様子をみて調整していく
いったん上記の回数を目安に餌を与えていきます。
基本的にどのタイミングも昆虫はめちゃくちゃ食いつくと思いますが、与えすぎは肥満や内臓への影響が大きいため、欲しがっても上げすぎないことが大事だと思います。
調整に迷ったときの判断
- 完食する→そのままでOK
- 残す→回数or量を減らす
- すぐ欲しがる→少し増やす
基本の回数をベースに、ちょうどよいところを探していきましょう。
目安は上記の判断基準が簡単にわかりやすいと思います。
ただ昆虫はすぐ欲しがるので、このあとに書くうんちの状況と合わせて確認していくとよいです。
見るべきポイント
餌の頻度を決めるときは、
- 食欲があるか
- うんちの状態
- 動き(元気さ)
上記3つはフトアゴの健康のバロメータだと思っています。
健康なフトアゴはすべてが揃っており、ひとつでも欠け始めると少し調子悪いのかな?と思うようにしています。
食欲があるか
- 餌に反応するか
- 野菜をしっかり食べるか
食欲があれば、今の餌量がちょうど良い、もしくはちょっと足りないという範囲だと思います。
若くて元気であれば、餌を食べるだけ与えた方が良いという見解が多いですが、与えすぎは消化不良の原因になるため、“もうちょっと欲しい!”という状態でやめる方が良いです。
特にコオロギなどの餌はいくらでも食べてしまうため、飼育者が制御してあげないとなりません。
餌を増量するにしても、少しずつ日にちをかけて増やしていくことで、消化不良になるリスクを減らすことができますので、焦らずゆっくりを心がけてください。
逆に明らかに食べすぎていると見受けられる場合は、何日か餌を与えない方が良いと思います。
必ず野菜を食べるようにさせる
また、野菜を食べないけど虫は食べるという状態である場合は、野菜を食べるように慣らしていく必要があります。
野菜嫌いは栄養バランスが偏るため、長く飼育していくためには必ず野菜を食べるように慣らしをしてください。慣らしは幼い頃から行うと効果があり、アダルトになればなるほど偏食になってしまいます。
おすすめの野菜や野菜嫌いの慣らし方、コオロギの種類と使い分け方の詳細については以下にまとめていますので、参考にしてみてください。


うんちの状態
| 状態 | うんちの状況 | 対応 |
|---|---|---|
| 正常 | ・程よく固まっている ・尿酸がしっかり出ている ・みずみずしい | 正常なうんちであり、対応は特に不要。 |
| 固め | ・カチカチで固い ・尿酸もカチカチ | 水分不足であり、野菜を食べさせるか水分を取らせる必要あり |
| 緩め | ・下痢っぽい ・かなり臭い | 水分の摂りすぎか、体調不良(消化不良の可能性大) |
うんちの状況は、餌の量や体調により日々変わります。
飼育環境や餌の量が安定していれば、多少のブレはあるものの、基本正常に近いうんちが出ます。
逆に便秘気味、うんちが下痢っぽい場合は、何かしらがうまくいっていない証拠です。
多くはケージ環境に起因していることが多いため、環境確認をおすすめします。
ケージ環境、うんちの頻度、便秘っぽい場合の対処については、以下でまとめていますので、参考にしてみてください



実際の調整例
・うんちが緩い → 野菜や量を見直す
・食欲が落ちる → 環境を確認
・食べすぎる → 与えすぎ注意
“様子を見て変える”が基本
うんちが緩い場合は、水分が少し多い印象です。
野菜を食べてくれることは大いに結構なのですが、食べ過ぎると緩くなる傾向がありました。ただこのうんちが緩めはあまり問題ではありません。少し減らしてもいいかな?くらいに思っていれば大丈夫です。
食欲が落ちる場合は、脱皮前後などの状態の除き、環境を見直す必要があるかもしれません。
消化ができていない場合が多い(うんちが出ていないで溜まってる)ので、温度環境を見直す必要があるかもしれません。
食べ過ぎについては、特に昆虫を与えて場合ずっと欲しがると思うので、大量にあげてしまう可能性があります。欲しがってもほどほどで終わりにしましょう笑
餌のバランスも重要
| 時期 | 野菜;昆虫 割合 | 与えるタイミング |
|---|---|---|
| ベビー | 2:8 | 朝→野菜 朝〜昼→昆虫 ※野菜は食べなくても置いておく |
| ヤング | 5:5 | 朝→野菜 昼→昆虫 |
| アダルト | 8;2 | 朝→野菜 昼→昆虫 |
餌の頻度だけでなく、
・野菜
・昆虫
・人工フード
このバランスが大事です
特に昆虫ばかりあげてしまうと、野菜を食べない子に育ってしまう可能性があるので、基本野菜はお腹が空いているときにあげるようにしましょう。
うちでは朝一は野菜だけ、午後過ぎくらいに昆虫をあげるようにしています。朝一のバスキング後が一番お腹がすいているようで、ばくばく野菜を食べれくれます。
このバランスが壊れると、
体調を崩す原因になる
栄養が偏ると体調不良の原因にもなると言われています。昆虫はどの個体でもがっつり食べてくれると思いますので、野菜をどれだけ与えていけるかがフトアゴを健康に育てる方法だと思います。
餌のタイミング
餌は“朝〜昼すぎ”頃までに与えるのがベスト
餌のタイミングは、朝〜昼すぎ頃、遅くても夕方前までに与えるようにしてください。
理由は、“寝るまでに消化する時間を与えるため”です。
フトアゴはバスキングなどで体を温めながら消化を進めるため、食べてからバスキングなどの体を温めるタイミングがないと消化が進まず、次の日に持ち越しになってしまいます。
これが消化不良の原因や食欲低下の原因に繋がるため、餌は必ずこのタイミングであげきることをおすすめします。
環境も大きく影響
- 温度が低い → 食欲低下
- UVB不足 → 代謝低下
フトアゴは、環境が整っていないと餌を食べないことがあります。
やはりフトアゴは温度管理がすべてかと思っています。
十分にバスキングができない状態など環境に問題があるとすぐに食欲がなくなる(消化ができない・間に合っていない)につながるので、ケージ温度はしっかりと整えたほうがいいです。
温度管理については以下で説明していますので、参考にしてみてください。
よくある失敗
- 餌頻度だけ気にする
- 個体差を加味しない
- 食べ残しを放置する
まずは、フトアゴの個体差をちゃんと意識して、餌頻度や食べる量を調整する必要があります。
どのタイミングでどのくらい食べるかをまちまちなので、食べ方やうんちの状況、体調などを確認し、その子にあったペースや量を見つけてあげてください。
また、食べ残し(特に野菜)は放置すると痛んでくるので、ある程度経ったら取り除いてあげるようにしてください。
初めはどうすればいいか
まずは目安でスタート → 状態を見て調整
まずはこれが基本となります。
とりあえずどのくらの食べるのかは、お迎え元に一度聞いたうえで、目安をベースに与えてみてください。
そこから個体差が出てくると思うので、その子に合わせたペースや量に調整していくようにしてください。
まとめ
フトアゴの餌頻度は
・目安からスタートする
・状態を見て調整する
・環境も重要
“回数より状態を見る”が最重要ポイント
フトアゴに合わせた餌の与え方を探してあげることがとても重要です。
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