フトアゴが動かない理由は?考えられる原因と対処法を解説

フトアゴヒゲトカゲが急に動かないと、
「大丈夫なの?」と不安になりますよね。

通常、フトアゴはぼーっとして動かないことも結構あります。
動かないというよりはくつろいでいると考えられることが多いです

例えば、食欲がある、うんちも良好、動くときはよく動くなど、他の行動が普通であれば特に気にすることはありません。

ただ、じっとしてずっと動かない、シェルターから出てこないなど、普通の行動とは異なると何かがおかしいと考えたほうがよいです。

フトアゴが動かない原因は、結論から言うと、以下のどれかに当てはまると考えています。

  • 環境が適正ではない
  • 餌の量・水分量が適正ではない
  • 体調不良(上記が原因の可能性もあり)

よくある原因

環境が適正ではない

フトアゴは安定した環境で飼育していれば手のかからない爬虫類だと思うのですが、環境が安定してない場合、わりとすぐに体調を壊しやすいほうだと思います。

ちょっとした温度変化などでもすぐに通常とは異なる行動を行うことが多いので、環境の変化には敏感と考えたほうがよいです。

環境が原因で動かなくなる原因を以下に説明していきます。

▼ バスキング温度が低い

バスキングスポットの温度が、”40℃前後”になっていない

ここが一番の原因になると考えます。

フトアゴは変温動物なので、外部の温度にかなり依存しています。
なので、バスキング温度が足りてないことがフトアゴの調子に直結していると考えています。

バスキング温度が足りていないとどうなるかというと、フトアゴは体温が十分に上がらないので、ずっとバスキングスポットに居座り続け、ずっと首を伸ばして必死に体温をあげようとします。

ただ、いつまで経っても体温が上げきれないために、消化など代謝があがらず、体調不良につながりかねない状況になってしまいます。

バスキング温度不足→消化がうまくできない→体調不良→動かない

なので、まずはバスキングスポットの温度がしっかり足りているのかを確認してみてください。


▼ 温度勾配が作れていない

ケージ全体の温度が、全体的に高いか低いかで一定になってしまっている。

ケージ全体の温度が全体で一定になってしまっており、温度勾配が作れていないと、フトアゴが温度を選べず体調をすぐに壊してしまいます。

バスキング温度が足りていたとして、その温度でケージ全体が均一になってしまっていた場合は、フトアゴとしては暑いのに逃げ場がないという状況に陥ってしまいます。

逆にバスキング温度が足りていない場合は、体を温めたいがなかなか体温が上がらず、これも体調不良につながります。

なので、ケージ内温度勾配は、フトアゴがその時に状況に合わせて好きな温度を選べるようにしてあげることがとても重要です。

温度管理については、以下で詳しく説明していますので、参考にしてみてください。


餌の量・水分量が適正ではない

▼ 餌の量が多すぎる

  • 餌の与えすぎによる消化不良

餌の量が原因になることもあります。

まず一番ありえるのは、”餌の食べすぎ” です。

フトアゴは、体に必要な量以上に餌を与えてしまえば食べてしまいます。
特に虫は大好物なので、無限に食べてしまうことがあります。

食べすぎると消化に時間がかかったり、消化しきれず消化不良を起こし、じっと動かなくなることがあります。

なので、成長に合わせた餌の量を与えるようにし、欲しがっているからといって餌をいっぱい与えてしまうことはやめるようにしてください。

餌の与え方については、以下で詳しく説明していますので、参考にしてみてください。


▼ 水分量が足りていない

水分を十分に与えられていない

フトアゴは、個体差がかなりありますが、水をごくごく飲む個体は少ないと感じています。

なので、自力で水入れから水を飲むということ自体がほぼないと考えていいと思います。

水分量が足りているかの確認方法として、うんちの状況を見るのがいいです。

  • うんちがちゃんと出ているか
  • 出たうんちが固すぎないか

うんちが出ない場合でもパターンはいろいろあります。

  • 餌が少なくて、まだ溜まっていない(正常)
  • 水分不足で尿酸・うんちが固く、詰まってしまっている
  • 消化不良(温度不足など)

餌の量が少ないとまだうんちがでないという状況なので特に問題はなく、消化不良は前段で説明したとおりバスキング温度不足の可能性があります。

では、水分不足をどのように解決するかというと、基本は ”野菜からとってもらう” ことになります。

虫からも水分が多少とれますが、やはり野菜のほうが水分量が多いため、積極的に食べてもらいたいところです。

もし、全然野菜を食べないということであれば、強制給水としてシリンジやスポイトで飲ませるなどの対応が必要になってきます。

フトアゴにおすすめの野菜と野菜の食べさせ方については、以下で説明しています。

体調不良

一番心配になるのが、体調不良が原因の場合です。

体調不良といっても、体調不良に至った原因はいろいろあると思います。

▼ まずは体調不良なのかどうかを判断するために

ただここで一番まずいと考えるのが、

体調不良かどうかを判断できない

ということだと思います。

当然判断といっても、いきなり「これは体調不良だ!」と断定できることはないと思うので、飼育している中で、自分で判断できる範囲は決まっています。

わかる可能性があるとすれば、”普段と何かが違う”ということです。

これは普段からフトアゴの行動や状態を常に観察できているかどうかというところがポイントになると思います。

では、普段と何かが違うとなった場合の原因を見つける方法としてどうするかというと、

ここ最近で何か変えたことはないか

ということを振り返ることです。

例えば、少し前に環境を変えた、餌の量を変えたなど、何かしらフトアゴの生活に対して変更を加えていた場合、その変更が起因しているかもしれません。

何かしらを変更しているのであれば、もしかしたらその変更内容がフトアゴにとってストレスだったり体調不良の原因になっているかもしれないので、いったん元に戻す、もしくは数日様子を見ることが必要だと思います。

私の経験だと、体調不良になる原因は前段でも説明していますが、以下が大きく影響していると考えます。
なので、何かおかしいと思ったら、すぐに確認することをおすすめします。

  • ケージ内温度が高すぎないか、低すぎないか
  • バスキングスポットの温度が足りているか
  • 餌の量は多すぎないか
  • 水分は十分に摂取できているか

▼ それでも原因がわからない場合

フトアゴの行動や飼育者の変更内容などで特に思い当たるところがなく、しばらく状況が続く場合は、病院にいくことをおすすめします。

特に、ちょっとずつ体調壊している感じであれば原因を確認してしばらく様子見することもできますが、病気は突発的に発生し、急激に体調が悪くなることもありますので、あまりに状況が悪い場合は即座に病院にかかってください。

自分もフトアゴの急激な体調不良に遭遇し急いで病院にいったことがあります。

病院にいったときの話については以下にまとめています。



初心者はどうすればいい?

ちょっとでもおかしいと思うのであれば病院へ連れて行きましょう


まだ飼育に慣れていない、フトアゴの通常の行動などがわかっていないなどであれば、大事になる前に病院に行きましょう。

病院に連れていくことがフトアゴにとって負担になるということもありますが、体調不良を放置するよりはマシなので、迷うくらいなら連れて行って、治療してあげましょう。


まとめ

普段と違い、フトアゴが動かないときは、まずは以下確認します。

それでも原因がわからない場合は、病院に連れていき原因を特定していただきましょう。

まとめ
  • 温度環境の確認
  • 餌の量・水分量の確認
  • 何か変更したことがないか確認

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