フトアゴヒゲトカゲの飼育で欠かせないのが「UVBライト」です。
「本当に必要なの?」「どれを選べばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、UVBライトの必要性とおすすめ商品、選び方を分かりやすく解説します。

フトアゴにUVBライトはなぜ必要?
フトアゴヒゲトカゲは紫外線(UVB)を浴びることで、カルシウムを吸収しやすくなり、骨の健康維持につながります。
UVBが不足すると、骨の異常や体調不良の原因になることがあるため、室内飼育ではUVBライトは必須です。
いくらカルシウムを接種させていても、UVB量が足りていないこと自体がフトアゴの体調不良の原因となりうるため、フトアゴに適切なUVB量を照射可能であるUVBライトを選ぶ必要があります。
UVBライトの選び方
UVBライトを選ぶにあたって、以下を意識して選択することが必要です。
- フトアゴに必要な紫外線の強さ(UVB量)が照射できるもの
- ピンポイントではなく広範囲照射が可能であるもの
紫外線の強さ(UVB量)
フトアゴには比較的強めのUVBが必要です。前述で記載したとおり、UVB量が足りていないと体調不良に直結しますので、必ずUVB量のあったライトを使用してください。
▼ フトアゴに必要なUVB量(UVB強度)
- UVB10.0
- UVB150
フトアゴに適切なUVB量は上記とされているため、この表記のあるUVBライトを使用するようにしましょう。
照射範囲
ケージ全体にしっかり当たるタイプを選びましょう。
UVBライトは”蛍光灯タイプ”がおすすめ
UVBライトには、電球タイプと蛍光灯タイプがありますが、蛍光灯タイプをおすすめします。
蛍光灯タイプをおすすめする理由は、蛍光灯タイプだと容易に広範囲へ照射できるようになり、フトアゴが全身でUVBを浴びることができるので、UVB不足による体調不良を引き起こしにくくなると考えるからです。
小型のケージであればスポットタイプでも飼育可能です。
使用のポイントと注意事項
- フトアゴが全身で浴びれるよう配置
- UVBライトとフトアゴの距離が重要
- メッシュ越しの照射はUVB量低下
- 定期交換が必要
UVBライトの配置
UVBライトは、“バスキングスポットを含む広範囲に設置”する必要がある
UVBライトは、“フトアゴが全身で浴びることができる位置に配置”することが重要です。
フトアゴは、体温をあげるためにバスキングスポットで温まったり、ケージ内を動き回ったりします。
UVBライトを浴びるメインの行動はバスキング中となりますが、しっかりとUVBを浴びてもらうためには、バスキングライトとUVBライトの設置位置がとても重要です。
この時、フトアゴはその時の体調や体温に合わせるため、飼育者が想定しているバスキングスポットから、“ややズレた位置”でバスキングをしたりもします。
この行動に合わせるためにも、設置位置はメインのバスキングスポットを含む広範囲にUVB照射しておく必要があります。
UVBライトとフトアゴの距離
UVBライトの性能によりフトアゴとの距離が変わる
UVBライトはただ照射しておけば良いわけではありません。
UVBライトのUVB量は、“距離によって変わる”からです。
フトアゴに必要なUVB量はUVB10.0という強力なUVBが必要ですが、設置距離が離れすぎていると、せっかくUVB照射しているにも関わらず、UVB量が足りない状況になってしまいます。
また、UVBライトの性能により距離が変わってくることを認識してください。
UVB10.0の場合は、照射距離20cm〜30cmが適正
とさせているため、その範囲にフトアゴがバスキングしにくるようにレイアウトを行う必要があります。
メッシュ越しのUVB照射の注意点
メッシュ越しのUVB照射は、UVB量が低下するとされています。なので、
UVBライトはメッシュ越しに設置せず、ケージ内設置もしくはメッシュを取り外して設置
理由は、メッシュ越しにUVBライトを設置してしまうと、メッシュによりUVBがカットされてしまい、本来の性能を発揮することができなくなるからです。
ケージ外に設置したい場合は、メッシュを外すなど工夫が必要となります。
定期的な交換が必要
UVBライトは見た目では点灯していても、紫外線量は徐々に低下していくため、6ヶ月~1年での定期交換が必要となります。
明確な寿命がわかりにくいため、予備球を常に用意しておき、6ヶ月に一度交換してしまうのが、一番良いかと考えます。
交換にあたり、使用開始時期がわからなくなってしまわないように、ケージにUVBライト設置日をメモして貼っておくなどすると良いです。
おすすめUVBライト4選
① 初心者におすすめの定番モデル
🦎 エキゾテラ レプタイル UVB150 26W
✔️ 電球タイプで設置しやすい
✔️ 安定したUVB量
✔️ 定番モデル
定番商品であり、電球タイプなので設置しやすく、初めてでも安心して使用できます。
フトアゴ飼育でよく使用されているUVBライトですので、迷ったらこのライトを使用しておけば問題ありません。
② 広範囲をカバーできるタイプ
🦎 REPTIZOO T5 UVB10.0 24W
✔️ 蛍光灯タイプ
✔️ ケージ全体を照射可能
✔️ 大型ケージ向け
蛍光灯タイプはケージ全体にUVB照射を行えるため、60cm以上のケージには蛍光灯タイプの使用をおすすめします。
ケージ全体へのUVB照射はフトアゴが全身でUVBを浴びれるため、健康維持に最適です。
③ コンパクトで設置しやすいタイプ
🦎 マイクロUV LED
✔️ 小型で扱いやすい
✔️ ピンポイントで高出力
✔️ LEDで高寿命
小型タイプのUVBはLEDタイプのものがおすすめです。
照射範囲はスポットタイプになるため、一点に高出力したい場合や、また省エネ・高寿命であるため、コストも抑えることができます。
④ 高出力タイプ
🦎 エキゾテラ ソーラーグローUV 125W
✔️ しっかりUVB量を確保
✔️ 成体向け
✔️ UVBとバスキングライトの両方の機能あり
紫外線を重視したい人向けです。
高出力タイプを使用する場合は、適正UVB量と照射距離をしっかり守りましょう。
1つでUVBとバスキングライトの両方をまかなえるため、省スペース設置が可能です。
よくある失敗
- UVBライトを設置していない
- 長期間交換していない
- 設置距離が遠すぎる・近すぎる
正しく設置しないと効果が薄れてしまいます。
UVBライトは基本バスキング中に浴びてもらいたいので、メインのバスキングスポットに対して、バスキングライト(保温球)とUVBライトの設置位置や設置距離をしっかり合わせましょう。
まとめ
UVBライトはフトアゴ飼育において必須のアイテムです。
- 必ず設置する
- 適切な強さを選ぶ
- 定期的に交換する
適切な環境を整えて、健康に育てましょう。
飼育レイアウトや温度管理については、以下で詳しく説明していますので合わせて確認してみてください。


コメント